【行政書士試験】地方自治のトレーニング問題
●次の問のうち正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
(1)地方公共団体は、法律の定めるところにより、
その議事機関として議会を設置する。
〇…問題文通り。
第九十三条
一項
地方公共団体には、法律の定めるところにより、
その議事機関として議会を設置する。
二項
地方公共団体の長、その議会の議員及び
法律の定めるその他の吏員は、
その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する。
法律の定めるその他の吏員は、
その地方公共団体の住民が直接これを選挙する。
×…地方公共団体の住民が直接選挙するのは、
地方公共団体の長、その議会の議員、
法律の定めるその他の吏員だけである。
議会の議長については住民が直接選挙をしない。
(3)地方公共団体は、法律の範囲外のことについてのみ、
条例を制定することができる。
×…地方公共団体は、法律の範囲内で条例を制定することができる。
(4)一の地方公共団体にのみ適用される特別法は、
その地方公共団体の議会の同意を得なければ、
国会は、これを制定することができない。
×…国会の可決後に、住民投票が行われ、
そこで過半数の同意を得れば、国会の議決が確定し、
法として成立する。
(5)地方公共団体が制定する条例は、
法令に違反することはできないから、
個別の法律の根拠がない限り、住民の自由及び
権利を制限することはできない。
×…地方議会が制定する条例は、法律に準じられ、
自由は権利を規制することができると考えられています。
(6)地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、
行政を執行し、議会で条例を制定し、
地方裁判所で裁判を行う権能を有する。
×…地方公共団体には、地方裁判所で裁判を行う権能はない
第九十四条
地方公共団体は、その財産を管理し、
事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、
法律の範囲内で条例を制定することができる。
(7)条例は、国会で制定する法律の趣旨に
反しない範囲で制定することができる。
〇…問題文通り。その地方内だけで通用する一種の自主法。
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