【行政書士試験】国民主権と天皇制のトレーニング問題
●次の問のうち正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
(1)天皇の国事に関する行為については、内閣の助言と承認を必要とし、天皇はその行為の責任を負わない。
〇…憲法3条より
(2)皇室典範のさだめるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行う。
〇…問題文の通り。憲法5条より
(3)内閣総理大臣の任命は、憲法上、天皇の国事行為として認められていない。
〇…天皇は、任命行為という一種の儀式だけを行う。
(4)天皇は、象徴であることに鑑み、天皇には、民事裁判権が及ばない。
〇…問題文の通り。
【重要判例】記帳所事件/最判平元.11.20
(5)憲法改正、法律、政令及び条約の裁可は、憲法上、天皇の国事行為として認められていない。
〇…問題文の通り。憲法7条
(6)衆議院の解散は、憲法上、天皇の国事行為として認められていない。
×…内閣の決定に基づき、天皇が国事行為として解散という儀式を行う。
(7)国会の召集は天皇の国事行為である。
〇…憲法7条2号。通常国会は1月中に召集される。
(8)国務大臣の任免は天皇の国事行為である。
×…「国務大臣の任免」の人称が天皇の国事行為である。
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