【行政書士試験】行政組織のトレーニング問題
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●次の問のうち正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。
★行政主体
(1)行政主体とは、国、都道府県、市町村であり、いずれも法人である。
〇…問題文の通り。
★行政機関
(2)行政機関とは、行政主体の手足となって現実にその職務を行うために設置される機関である。
〇…問題文の通り。
(3)行政機関が、行政主体の為に行うことのできる事項・活動の範囲は権限と呼ばれ、私法上の権利と同様に、その権限の行使を担当する公務員に効果が帰属する。
✕…行政機関がその権限内で行った行為の効果は、行政主体に帰属する。
(4)権限の委任とは、行政庁が法律に基づいて与えられた自己の権限を他の機関に委任することである。この場合は、必ず法律で委任が許されていないければならない。
〇…問題文の通り。
(5)委任した行政庁はその権限を失い、委任を受けた行政庁が自己の名と責任でその権限を行使する。
〇…問題文の通り。
(6)行政主体の意思を決定し、これを外部に対して表示する権限を有する行政機関のことを行政庁という。
〇…問題文の通り。
(7)諮問機関が示した答申・意見について行政庁はそれを尊重すべきではあるが、法的に拘束されることはない。
〇…問題文の通り。
(8)参与機関とは行政主体の手足として実力を行使する機関であり、警察官、消防官、収税官などがこれに当たる。
✕…執行機関が正解。
★行政庁
(9)行政庁は独任制でなければならず、委員会などの合議体が行政庁としての役割を果たすことはない。
✕…行政庁は、独任制が原則だが、政治的に中立公正な行政が必要な領域、専門技術的知見に基づく行政分野においては、独立して各界の識者・利害関係の代表者を集めて合議制の行政庁が設置される。
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