2019年9月30日月曜日

【行政書士試験】債権の分野のトレーニング問題


【行政書士試験】債権の分野のトレーニング問題

●次の問のうち正しいものには○、誤っているものには×をつけなさい。

★債権とは何か?


(1)特定物債権であれば、その特定物をどうしても引き渡さなければならない。

〇…問題文の通り。


★弁済


(2)弁済をするについて、正当な利益のある第三者が弁済をすれば、法律上当然に債権者に代位する。

〇…問題文の通り。


(3)利害関係を有する第三者は、債務者の意思に反して弁済をすることができない。

×…利害関係を「有しない」第三者は、債務者の意思に反して弁済をすることができない。
民法474条2項


(4)債権の準占有者に対してした弁済は、その弁済をしたものが善意であるときに限り、効力を有する。

×…その弁済をしたものが善意であり、かつ、過失がなかったときに限り、効力を有する。
民法478条


(5)債務の履行について、支払期限日が過ぎてしまった場合、履行遅滞となる。

○…問題文の通り。支払期限日が過ぎて履行遅滞となった場合、債務者は、履行遅滞の責任を負う。
民法412条


★弁済以外の債権の消滅事由


(6)相殺によって、債務は、相殺適状時に遡って債権との対当額だけ消滅。

〇…問題文の通り。


★債権譲渡


(7)債権は、譲渡人と譲渡人の合意だけで、自由に譲渡できるのが原則。

〇…問題文の通り。


(8)すべての債権は、民法の規定において、第三者に譲渡することができる。

×…債権の性質上、譲渡が許されないものがある。例:賃貸住宅の貸借権


(9)債務の性質が第三者弁済を許さないときを除いて、債務の弁済は、第三者がすることもできる。

×…当事者が反対の意思を表示しているときも、第三者弁済をすることはできない。
民法474条1項




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